灰は灰に…
シーン3:シーンカード:アダマス
GM :では、マスターシーン。トロメアが去ったのを見届けた後。
ノエル :「…さあ、それではレオポルド伯のところに向かいましょうか」
エリノア:「ええ…だが、向かうのはゲオルグのところだ」
ノエル :「えっ!?」
GM :途中から、エリノアの声がしわがれた声へと変わる。そして、エリノアの後ろにはいつの間に現れたのか、漆黒のフルプレートを身に纏った男が立っていた。男が手をかざすと、ノエルの周りが闇に覆われる。
ノエル :「これはいったい!?エリノア殿あなたは…?」
GM :ノエルのその問いには、答えずエリノアは怪しく微笑むのであった
GM :シーンエンド。
シーン4:シーンカード:イグニス▼
GM :では、トロメアは湖に到着する。周りを軽く見渡した限りでは、警護の兵士などの姿は見えない。だが、別荘のような建物には豪奢な馬車が止まっており、建物にはメイドなど管理をするもの達がいるようだ。
トロメア:ゲオルグが外に出るのを待って、見張ろう。
GM :では、しばらく待っているとだ。使用人の一人が、馬車に荷物を積み込みそのまま湖に向かって馬車を走らせる。
トロメア:ゲオルグは出てこないんだよね?
GM :うん。あくまでもゲオルグが出てくるまで待つ?
トロメア:基本的には。
GM :というか、ゲオルグは儀式を受けるために湖で体を清めている可能性があることもあるよね。丸一日湖に使っていないといけないから。まあ、待っていればその清めの儀式が終わって、この別荘に戻ってくるだろうけどね。
トロメア:もう儀式に出てる時間帯なのかどうかがわからんから…まだ屋敷にいる事を前提に考えていたよ。
GM :そうか、そういう風に考えるよな。時間が切迫していることを描写したから、すぐに向かうものと勝手に思い込んでしまっていたよ(笑)
では、そうやって張り込んでいると、1時間ほどで馬車が戻ってくる。その後も、更に待つと夜になる。すると、後ろの草むらの方がガサガサという音が聞こえてくる。
トロメア:隠れつつ確認。
GM :すると、その草むらの中から女が出てくる。エリノアだ。
トロメア:「エリノア…?どうした、なぜこんな所にいる?ノエルと一緒に、レオポルド伯爵の元へ行ったんじゃないのか」
エリノア:「そ、その声は、トロメアなのか?…トロメア!」というと、いきなり抱きつく(笑)
トロメア:「…お、おい!」
GM :エリノアはよほど怖い目にあったのか、強くトロメアを抱きしめる
エリノア:「…す、すまない。とり乱してしまった」 照れたのか早口で謝る。
トロメア:「いや、いい。それより、どうしてここにいるんだ?お前は、途中の川原から、ノエルと一緒に引き返したはずだぞ」
エリノア:「そうだ、トロメア!ノエルが、ノエルが掴まってしまったんだ!」
トロメア:「なに、ノエルが?」
エリノア:「私達はあのあと、レオポルド伯爵のところへ向かったんだが、その途中で私を護送してきた兵士の一人が応援を呼んできたらしくて、私達はそいつらと鉢合わせてしまったのだ」
GM :倒したと描写されたが、殺したとはいっていなかったはず(笑)
エリノア:「ノエルは私を逃がすためにおとりとなったのだが…」
トロメア:このエリノアは、怪我の様子とか、目が見えてるかどうか、わかる?
GM :目は見えていない感じ。草むらから出てきた時も、這う様に手探りで出てきた。だが、よほど運がよくない限り一人で逃げとおすのは不可能だろうね。というか、この山道を目が見えなくなってから、いくらも経たないのに、歩いてこれるわけが無いことくらいはわかるわな(笑)
トロメア:怪我は?
GM :怪我は以前のままだよ。新しい怪我はない。
トロメア:「わかった。どうやら急いだ方がいいらしいな」
エリノア:「ノエルはたぶん、王都に連れて行かれたはずだ。仮にも神聖騎士団団長だったからな。正式な裁判が行われるはずだ」
GM :では、どうするのかな?ノエルを助けに戻るのか、それともゲオルグを倒しに向かうのか。
トロメア:ではゲオルグを倒しにいこう。
GM :了解。
トロメア:「…今から王都に戻っても、ゲオルグの思う壺だ。国中の兵隊相手に助け出すには、時間がかかるからな。それより、奴を先に倒し、処刑の寸前にでも死ぬ気で急いでいくしかあるまい」
エリノア:「わかった。たぶん、裁判には多少の時間が掛かるはずだ。大丈夫だ。ノエルがすぐに殺されることは無いはずだ」 と、トロメアの様子を伺う。見えないはずの瞳がまるでトロメアの心の中を見通すかのように見つめる。
エリノア:「それでも…やはり、心配か?」
トロメア:「…まぁ、な」
エリノア:「…そうか。なら、急いでゲオルグを倒さなければな」
GM :さて、どうする。更に待つか。それとも湖に向かうか。どっちにしてもシーンは替えるが。
トロメア:湖か。すまん。俺、キャラクター的にゲオルグが湖にいるという確証がないから、館に乗り込むつもりでいたわ。それなら、湖で(笑)
GM :いや、館に乗り込んでくれても良いよ(笑)どっちのシーンにしてもやることは同じだから(笑)
トロメア:湖でいいや(笑)
GM :了解(笑)
GM :では、シーンエンド
トロメア:フルキフェル▼返却、イグニス▼受領。
シーン5:シーンカード:ルナ
GM :では、湖に着くと辺りは次第に明るくなり始める。夜明けだ。
湖の中には壮年の男が、立っている。男は日の出があがったのが合図かのように、朝日を浴びながらゆっくりと湖から上がってくる
湖のほとりには若く美しいメイドが、タオルを持って控えていてあがってきた男の体を丁寧にぬぐい始める。
男…ゲオルグは服を着込むとトロメアたちに向かって声をかける
ゲオルグ:「…待たせたようだな」
トロメア:「よう、色男」
ゲオルグ:「ほう…思ったよりも元気なようだな。心が折れてやしないかと、心配していたぞ」
トロメア:「生憎と、お前と違って友人に恵まれている方でな。…さて、それじゃリターンマッチといこうか。いや…これに勝てばお前は王になるわけだから、タイトルマッチか」
ゲオルグ:「残念だが、私は貴様にかまっている暇はない」 というと、ゲオルグはトロメアを無視して、そのままつないである馬に乗ろうとする。
トロメア:「いかせるわけねぇだろ!」馬を殴り倒す。
GM :と、ゲオルグに掛かっていこうとした瞬間、背後から殺気が!剣がトロメアに向かって振り下ろされる!
トロメア:かわすー
GM :では、かわしたー(笑)その剣を振るったのはエリノアだ。
トロメア:「エリノアか…やはりな。あの目と傷で、辿りつけるわけがねぇ。お前の差し金か、ゲオルグ」
ゲオルグ:「そうだ。くく、トロメアよ。俺を憎め。俺を殺しても殺しても飽き足らないくらいに俺を憎むがいい…」 と馬に乗りながら。
トロメア:「ゲオルグ、待ちやがれ!」
ゲオルグ:「もう少し、観戦していたかったが時間が無い。トロメア、王都で待っているぞ。その時こそ…お前の本当の最後となるだろう」 と、馬を走らせる。
トロメア:ゲオルグが去ったということは…では今回の殺戮者はメイドか。…厄介だな。
GM :まだ、宴に入ってないよ。
トロメア:クソ、今日は徹底的にオレのネタをスルーしやがるな(笑)
GM :まぁね(笑)
エリノア:「トロメア…すまない。だが、私は耐えられない。お前が、このまま別の女のものとなってしまうことが!」 といって、更に斬りつけてくる。
トロメア:相変わらず君がGMだと、話の展開が異様に早いな。まだどの女のものにもなってへんっちゅーねん(笑)
GM :うん、言われることは覚悟していたよ(笑)まあ、こうして、エリノアが勝手に思い込んでしまっているのには、次のマスターシーンを見てもらえば少しはわかってもらえる…はずだ(笑)
トロメア:「エリノア!目を覚ませ!」
エリノア:「黙れ!なにも、何も聞きたくない!」
ゲオルグ:「ふふ…相変わらず見事なものだな。プリズムの魔の囁きからはいかなるものも、逃れることはできぬか…」
GM :というところで、いったん強制シーンエンド(笑)
トロメア:マーテル▼返却、ルナ受領。
シーン6:シーンカード:ファンタスマ
GM :では、マスターシーン。
GM :時間を少し戻そう。王を暗殺し、その場で討ち取られたと聞かされていた兄がいる。兄が生きていた。そのことに対しては、純粋に嬉しいと思えるはずだった。そう、“はず”だったのである。
だが、兄はゲオルグの声にしたがって自分の目の前に表れた。ということは、兄は…兄は…。
エリノア:「兄上!なぜです!?なぜ、あんな奴と…うっ!」
GM :黒騎士…クリステンは怪しく輝く瞳でエリノアを見つめる。すると、どうしたことだろうか。エリノアは声を出すことはおろか、体を動かすこともできなくなってしまっていた。そして、エリノアの頭の中には怪しい蠱惑的な女の声が響いてくる。
女 :「フフ、少々物足りない体だけどあなたの体、私がいただくわ」
エリノア:「なんだこれは…私の意識が、押し、つぶ…される?」
女 :「無駄な抵抗はやめなさい。だいたい、あなたはもう生きている意味などありはしないでしょう。父親は死に、兄は憎い敵の下僕に成り下がっている。そして、初めて心引かれた男も、その憎い男に殺された。あなたの体も拷問によって、元の美しさには戻らない」
エリノア:「…うるさい。私はどんなことがおきようと、諦めるわけにはいかないのだ!私を助けるために犠牲になった者たちのためにも…私は諦めるわけにはいかないのだ!」
GM :エリノアの意識が、押しつぶそうとしてくる意識を押し返し始める
女 :「なんて、しぶとい。いちいち癇に障る娘だよ!ならこれはどうだい?あんたが今、こうして苦しんでいる間に、あんたの愛しい男は他の女といちゃついているんだよ!」
GM :ちなみに、そのいちゃいついているシーンは例の洞窟です。さらに、実際には無かったあんなことやこんなこと。あまつさえ、××××××××まで!(笑)
トロメア:そうか。だがアブノーマルの申し子たる君がGMだ、どんなアブノーマルなプレイを展開されても、俺は驚かんよ…(笑)
エリノア:「馬鹿な、トロメアは私の目の前で…」
女 :「生きてるんだよ。詳しいことは知らないがあいつが不死身だというのは本当さ。ふふ、どうだい?あんたがいなくても奴は他の女を手に入れてそれで満足しちまっているのさ」
エリノア:「…それでもいい。トロメアが生きていてくれたのであれば…」
女 :「奇麗事を…そんな口が叩けないようにしてやるよ!クリステン、この娘をあんたの妹を犯してやりな!」
エリノア:「なっ!?」
女 :「へぇ〜、あんた処女だったんだ。いいじゃないか、大好きなお兄様に大切に守ってきた処女を捧げなよ!あはははは!!あんたは汚れるが、惚れた男の横にいるのは穢れ無き聖女様だ。あんたはここで、汚れる。実の兄によって犯されるのさ!そして、どんな男にも愛されなくなるのさ!あははは!!」
GM :クリステンが鎧を脱ぎ、エリノアの上に覆いかぶさる。
エリノア:「…いや、やめて…兄上、そんな…いやーーーーーー!!」
GM :ここで、カメラはエリノアを離れて横にある花瓶がうつる。その花瓶には、椿の花が…ぽとり。
トロメア:うわ、またすんげぇ古典的だな、その表現(笑)