灰は灰に…
シーン7:シーンカード:コロナ▼
女 :「やはり、あなたではトロメアは殺せないようね。もっとも、そこまで期待していたわけではないけど」
GM :女の声とともに、漆黒の鎧を身に着けた騎士が、ノエルを抱きかかえて現れる。女の声は黒騎士のほうから聞こえてきたが、黒騎士の容貌は整えって入るが男のものだ。黒騎士の首には酷い刀傷の跡が残っている。
エリノア:「…プリズム。私一人に任せるという約束だったはずだ!」
プリズム:「ふふ、安心おし。止めはあなたにやらせてあげるわ。自己紹介くらいさせてくれないかしら。私の名はプリズム。この人形の名はクリステン。そこにいるエリノアお嬢さまの兄上であり、エリノアの初めての男よ」
GM :黒騎士は唇を動かしてはいない。どうやら、黒騎士がさしている魔がましい気を放つ剣が直接脳に話しかけているようだ。
トロメア:「魔剣の類か。カーネイジの手先ってことか…」
プリズム:「ご名答。察しの言い男は好きよ」
トロメア:「俺はお前と遊んでいる暇はない。黙って折られてくれないか?」
プリズム:「あら、私を折れるくらいに抱きしめたてくれるの?でも、残念ね。あなたにはここで死んでもらわなきゃ。私はカーネイジ様にあなたが持つ最強の魔印を献上しなければならないのだから」
トロメア:「俺が持つ魔印だと?何寝言いっていやがる。そんなもん、俺は持っちゃいねーぞ」
プリズム:「正確にはあなたではなく。あなたを繋いでいる鎖の中にあるのよ」
トロメア:「この鎖に魔印だと?…全くあの女、とんでもねぇもん渡しやがったな…」
プリズム:「でも、ただあなたを殺しただけではその魔印を取り出すことはできない。あなたの深い怒りと悲しみ。そして、憎しみをその鎖にしみこませなければならない。だから、いつでも殺せたあなたを今まで生かして置いてあげたのよ」
トロメア:「悠長な話だな。…まぁ、どちらにせよ同じ事だ。俺がお前をへし折るんだから、仮に魔印を俺が持っていても意味がない。…さぁ、始めようぜ」
プリズム:「ええ。でも、あなたはそこから動いてはいけないわ。私も面倒なことは嫌いなの。この聖女さまの命が惜しければそこを動かないで頂戴」
トロメア:「チ…古典的な野郎だ。だが有効なのは、確かだがな…」
プリズム:「さあ、エリノア。あなたの出番よ。あなたに渡したその剣でトロメアの鎖を断ち切りなさい。そうすればトロメアは真の死を迎える。そして、七つの大罪の一つ。憤怒の印が開放されるのよ!」
トロメア:「人質とはな。…オカマ口調といい、つくづくせこい野郎だぜ」
プリズム:「キー、いってはならないことをエリノアさっさとこの男を殺しなさい!」
GM :エリノアは剣を持ち上げ、ゆっくりとトロメアに向かっていく。
エリノア:「…お前にだけは知られたくはなかった。許してくれとは言わない。私もお前を殺した後に果てよう」 剣を振りかぶる。
トロメア:「…エリノア」
GM :エリノアの剣がピクリと止まる。
トロメア:「お前を助けられなかった俺だ。死ねというなら、死のう。だが、それはまだ先の話だ」
エリノア:「…」
トロメア:「俺にはお前の苦しみを理解したり、共感したりは永遠にできんだろう。だが…お前はまだ生きている。命がある以上、お前はそれを守り、生き抜く義務があるんじゃねぇのか。ゲオルグに殺されたベルカディッツの人々も、それに俺も、そう思っているぜ。お前がこんな真似して、挙句死んでしまっても、喜ぶのはゲオルグやあのオカマ魔剣だけだ」
プリズム:「騙されちゃダメよ。あいつ自身も認めているじゃない。あんたの苦しみはあんただけにしかわからないのよ。あんただけが苦しいなんて不公平じゃない?幸せに暮らし、何の苦しみも知らないで生きている者たちが、妬ましいでしょう?」
GM :黒騎士、いやプリズムはエリノアの隣に立つ。
プリズム:「さあ、私が手伝ってあげる」
GM :エリノアは無言で剣を振り上げる。
プリズム:「あら、自分でやれる。そうよね。こんな男悩む必要なんてないわ。ばっさりやっちゃいなさい」
エリノア:「…」
GM :エリノアは剣を勢い良く振り下ろす!クリステンの腰…プリズムに向けて!
トロメア:「…!エリノア!」
GM :黒騎士はその攻撃を間一髪ではじき、返す刀でエリノアを斬り伏せる!
エリノア:「ああ…」 スローモーションで何回かゆっくり回りながら地面に倒れる。
トロメア:「エリノア!」
プリズム:「あ〜あ、一番つまらない展開になっちゃったわね。もう少し、念入りに暗示をかけておけばよかったわ」
トロメア:駆け寄って支える。
エリノア:「…すまない、トロメア。自分が間違っていることくらいは最初からわかっていた…だが…私は…」
トロメア:「いや、そんな事はいいんだ…お前は間違ってなんかいない…」
エリノア:「…優しいな。正直、今の私にはその優しさが少々辛いぞ…」 苦しい息の下で囁くような弱々しい声で告げる。
エリノア:「うっ、ケホケホ。し、死ぬ前に…おまえに言っておかなければ…ならないことが…ある」
トロメア:「馬鹿野郎!死ぬなんて…」
エリノア:「…いいんだ。自分の体のことは自分が良くわかる。今のままでは、ゲオルグを…殺すことはできても魔剣…カーネイジを破壊することは…できない」
GM :肺を突き破っているのだろう。エリノアの喉の奥から、ごぼごぼという音が鳴り、時折血を吐いている
エリノア:「…聖剣…ペナンスを…探……せ…」 エリノアの腕が、力なく地面に落ちる
トロメア:「エリノア…」目を閉じさせる。
プリズム:「やれやれ、薄ら寒い三文芝居は終わった?なら続きといきましょうか。こっちには変わらず人質がいるのだからね」
トロメア:「それで、どうする気だ?」
プリズム:「もちろん、こうするのよ」と黒騎士はノエルをトロメアに向かって突き飛ばし、そのまま魔剣プリズムを抜刀うちで斬りつける!
トロメア:ノエルを庇って剣を食らう。
プリズム:「おほほほ、それで助けたつもり?いいざまね。今止めをさしてあげるわ!」と振りぬいた剣を、上段に持ち上げてそのまま打ち下ろす。
トロメア:「止めを刺されるのは…お前の方だ、魔剣プリズム!」
プリズム:「我が主に捧げよ。貴様の命と引き換えに、最強の魔印!憤怒の印を!!」
GM :では、宴判定。
トロメア:正位置二つとも成功。逆・正・正のまま。
GM :おお、めずら…もとい、素晴らしい(笑)では、こっちのAPは17と19なんで全部こっちが先攻だね。
第一ラウンド
プリズム:「私を侮辱したこと万死に値するわ。死になさい!」
GM :組合わせは、〈軽武器3〉+《海ウサギの角》+《修羅》《無明剣》+《硬運》《致命命中》。
効果は、ダメージロール2回振り良いほう採用、リアクション−1D、毒で…って、毒はトロメアはフィニスだから関係ないか。6で普通に成功。
トロメア:〈格闘3〉《真撃》《間合い》《硬気功》《鉄身》組合わせ、判定値14、CR4、防御修正+5、装甲値+1D10。…5で通常成功。
GM :Sの22点ダメージ。
トロメア:防御値7、S装甲値8で15点くらい。封傷の呪符使用、3点ダメージ減少させて12点ダメージ。
GM :了解。では、更に魔印を使用。∵破壊の印∵を使用。12点ダメージ。
トロメア:束縛でDP9に。
プリズム:「ふふ、まだまだこんなもんじゃ終わらないわよ」
トロメア:「大した切れ味だが…一太刀とはいかなかったようだな、オカマ。その余裕、後悔させてやるぜ!」
GM :プリズムは待機。
トロメア:プリズムは、か。独立して存在しているなら…。
GM :おう、こい!
トロメア:《徹し》《憤怒》込みで攻撃。判定値9、CR4、ダメージ R2D19+12+HP減少分。…3でクリティカル、対象プリズム。魔剣を直接狙う。
GM :回避は《鏡の瞳》 で攻撃反射を狙ったが…8で通常成功だから、攻撃命中。
トロメア:ダメージはR60点だ。
GM :相変わらず痛いな…。
トロメア:「…まずは一発。こいつは、薄汚いお前に犠牲になった、ベルカディッツ領の人々の分だ」
GM :では、∵拡大の印∵を使用しよう。そして、その後に∵魔器∵で復活。トロメアの一撃で粉々に砕けるプリズム。しかし、ビデオの巻き戻しのように一瞬で元に戻る。
プリズム:「その犠牲になった奴らの痛みはあなた一人で受けなさい。おほほほほ!」
トロメア:∵絶対攻撃∵《鉄拳》《弱点看破》《徹し》《憤怒》。そして∵不死∵で復活。奇跡の鎖、オービス▼、ウェントス▼。素晴らしい逆位置ぶりだ…。
トロメア:「…次だ。こいつは、お前に操られ、手駒にされ続けているエリノアの兄貴の分!」
GM :了解。では、ダメージをくれ。
トロメア:R114点。
GM :では、∵因果応報∵と∵不死∵を使用。
プリズム:「ふふ、何度やっても無駄よ」また同じようにプリズムは復元し始める。
トロメア:束縛は、ウェントスの希望判定成功により、DP12に回復。
トロメア:さらに∵因果応報∵で返して、死亡。残り奇跡なしだな…。
GM :おう。では、トロメアの意識にエリノアの声が聞こえてくる。
エリノア:「トロメア…お前がこっちに来るのはまだ早い。お前はゲオルグを倒すのだろう?さあ、立ち上がって!」 ∵活性化∵で∵不死∵を使用可能にする。
トロメア:「…そうだったな。俺はもう…二度は負けられん!」
プリズム:「さあ、これで最後よ。我が主カーネイジよ。憤怒の印を受け取りたまえ!」
トロメア:∵不死∵で復活。奇跡の鎖、ステラ▼・デクストラ。ウェントス・オービスを返却。
GM :トロメアの鎖に向かって県を振り下ろす!ここは、もう演出でどうぞ(笑)
トロメア:「さっきの人質といい、どうにも詰めの甘いオカマだ。俺はまだ、死んじゃいない。お前らを、欠片も残さず叩き壊すまでな!」
トロメア:剣をかいくぐり、魔剣に掌打を打ち込む。
プリズム:「馬鹿め!素手で私を砕け…えっ?」
GM :その後に言葉を続けることはできずに、プリズムは砕け散る。そして、クリステンは糸の切れた人形のように倒れこみ砂のように塵となり風に流されてゆく…。
トロメア:「…最後のこいつは、お前らに踏みにじられ、それでも最後まで誇りを捨てなかった…エリノアの分だ」
GM :では、魔の破壊が起こります。魔印は全部で7つ。
トロメア:元からDP12で、完全回復。
GM :了解。では、エンディングに行こうか。
トロメア:コロナ受領、ステラ▼返却。
シーン8:シーンカード:アングルス▼
GM :では、ノエルが気がつく。
ノエル :「…ここは?」
トロメア:「ゲオルグの、王位継承の儀式の場だ」
ノエル :「えっ、なぜ私がここに…そうだ。エリノアさんは…?」
トロメア:無言で首を横に振る。
ノエル :「そう、ですか…」
トロメア:「…急がなきゃならん。だが、少しだけ時間をくれ。すまんがお前は、少し先に行っていてくれ。すぐに俺も追いつく」
ノエル :「…わかりました。先に言っています」 と、何かを察したのかノエルはそれ以上は聞かずに先にいく。
トロメア:では、エリノアの墓を作ろう。湖のほとり、見晴らしのいい所に墓をつくる。クリステンの墓と一緒にな。
トロメア:「エリノア…俺は結局、お前に何もしてやれなかった。ただお前を追い込み、死に追いやったようなものだ。だから、俺がもしくたばったら…」
トロメア:「…いや、無理か。お前は天国、俺は地獄。だから、よ…」
トロメア:「今度生まれ変わったら、幸せになってくれ。それまでに俺が、ゲオルグの野郎を叩き潰しておくから、よ…」 そういい残して、墓を背にする。
GM :では、墓に花を供えるという描写が一つも無かったのにもかかわらず、トロメアが背にした墓の花が風に揺れているところにカメラがアップになってエンド(笑)
トロメア:花だと?そんなもの、敢えて語るまでもない事実だからな!(笑)
GM :おつかれさまー!
トロメア:おつかれさーん。