血涙
シーン6 シーンカード:グラディウス
GM:では、どうしますか?
トロメア:町に戻るしかあるまい。忍び込むのは、俺は無理だから、人を使って調べよう。
GM:了解、では事情通か、交渉かのどちらかで判定して。
トロメア:交渉は因果律でダイスが−1されるので、事情通で。13で失敗。
GM:では、噂話でこんな話しが聞ける。
ヨアキムは宗教裁判にかけられた後、3日後に処刑される。処刑場所は、昨日魔女として処刑された場所と同じ。なぜ、裁判が終わる前に処刑とわかるかというと、魔女裁判にかけられて無罪となったものは誰一人としていないからである。
トロメア:では、おとなしく忍び込むしかないか(笑)
GM:どこがおとなしいねん!おっと、その前にもう一つ情報があった。昨日、魔女の拷問官が3人ほど死んだらしい。その3人はベテランの拷問間で今まで、魔女を自白させた数は100はくだらないらしい。死んだではなく、殺された、だね。ちなみに死体は明け方に発見されている。
トロメア:なるほど。
GM:さて、では忍び込むなら次のシーンにしようか。
トロメア:フィニス逆返却、グラディウス受領。6枚目。
シーン7 シーンカード:コロナ逆
GM:では、夜を待って忍び込むのかな?
トロメア:そうだね。
GM:では、何とか見張りに見つからずに忍び込むことができた。
トロメア:おお、隠密で判定したら、きっと凄い事になっていたよ(笑)
※補足。トロメアは隠密技能を持っていないうえ、特殊因果律:『罪人の鎖』の効果により、反射に関わる技能がすべてダイス−1される。つまりまず成功しないのである。
GM:だから、判定してとは言わなかったんだよ。さて、慎重に調べていくとヨアキムの居る牢屋についた。…ここで、ちょっと知覚で判定してくれ(笑)
トロメア:20でファンブルである!(笑)
GM:じゃあ、ぜってぇ気がつかないな。まあ、いいや(笑)
ヨアキム:「誰です!?」と、さっと何かを隠しながら
トロメア:「ヨアキム:。調子はどうだ」
ヨアキム:「トロメアさん?なぜ、あなたがここに?」
トロメア:「どうも、あの女司祭は信用できないんでな。様子を見にきた。それに、ここの拷問官が立て続けに死んでいるって話もきいた」
ヨアキム:「拷問官が?」
トロメア:「らしいな。明け方になって、死体が見つかったらしい」
ヨアキム:「なぜ、拷問官が”殺された”んですか?」
トロメア:「…ヨアキム」
ヨアキム:「どうしたんですか、トロメアさん?」
トロメア:「俺は拷問官が、“死んだ”と言ったぞ」
ヨアキム:「え…、そうでしたか?どうやら、聞き間違いをしてしまったようですね」
GM:一瞬動揺したように見えたがすぐに元通りの表情に戻る
ヨアキム:「それよりも、トロメアさん。ここに居てはあなたのみが危ない。早く逃げてください。私なら大丈夫ですから」
トロメア:「お前はどうするんだ。無罪となった奴は一人もいないと聞いたが」
ヨアキム:「トロメアさん、神は本当に居ると思いますか?」
トロメア:「随分唐突だな」
ヨアキム:「すいません。ですが、どうしても考えてしまうのです。神は本当に居るのかと…神はいつでも私たちを見ていてくれます。ですが、ただ見ているだけなら、路傍の石よりも意味がありません」
トロメア:「神はいるんだろうさ。だが、俺にとっては神はいない。あんたの言うとおり、見ているだけで何もしてはくれないからな。神を信じて死んだ奴を、俺は掃いて捨てるほど見てきた」
ヨアキム:「罪なきものが罪とされ、神の名をかたる罪人によって正しきものが裁かれる。そして、神はただ見守り続けるだけ…神がもしも本当に居るのなら…」
トロメア:「ヨアキム…」
ヨアキム:「トロメアさん、子供達に伝えてください。私は神に呼ばれて天に昇ることになったと」
トロメア:「おいおい、縁起でもねぇ。まさか諦めて死刑を受け入れるってのか?」
ヨアキム:「ええ。私は“死んで見せます”ですが、神の身元へは行くことはできないでしょう。さあ、トロメアさんそろそろ行ってください。もう、そろそろ次の見回りが来る時間です。」
トロメア:「…そうか。一つだけ確認させてくれ。お前、まさか拷問官を殺してはいないよな?」
ヨアキム:「…私はずっとここに入れられているのですよ。ここから、出られない私がなぜ拷問官を殺せるでしょうか?」
トロメア:「そうだな。馬鹿な事をきいた」 では、牢から出よう。
GM:うぃ、ではシーン終了
トロメア:ではオービス▼返却、グラディウス受領。
シーン8 シーンカード:エフェクトス
GM:では、処刑の日までこの町に居る?それとも、他に何か行動することあるかな?
トロメア:そうだね。途中経過を子供にきかせても仕方あるまいよ。孤児院というか、教会は、放っておいても食うには困らんだろう?あとは、この街の司祭に会いにいくか。
GM:そうだね。孤児院はやっていない。教会で神の教えやら勉強やらを教えていただけ。
トロメア:じゃ、司祭に会いにいく。門前払いかもしれんがな!
GM:僧兵がトロメアノ前に立ちはだかる(笑)
トロメア:「司祭さまに訊きたい事がある。通してくれ」
僧兵:「貴様のような下賎なものが司祭様に会いたいだと?自分のツラと格好を良く見てから言うんだな」
トロメア:「もっともだ。ならついでに、これも見てくれ」 と言って、ノエルから預かった短剣を見せよう。
トロメア:「これでも、オレを門前払いするのか?」
僧兵:「ああん?そんなものが一体なんだ…と…し、失礼しました!ただいま、司祭様にお取次ぎします。こちらで、お待ちください!」 と中へ通される(笑)
トロメア:うむ、君自身がすっかり忘れていたらどうしようかと思ったよ(笑)
GM:さすがにそこまで、俺もうっかりじゃないさ(笑)
トロメア:では、中に入って待とう。
GM:では、それほど待たされることなく。司祭の部屋に通される。
トロメア:「じゃまするぜ」
ヤミーラ:「お初にお目にかかります。私ヤミーラと申します。以後、お見知りおきを。それで、なぜノエル様の特使様が一体このようなところに…?」
GM:となにやら、探るような目で見る。ちなみにヤミーラは本気でトロメアと初対面だと思っている。
トロメア:「ヨアキム殿の処刑の件についてだ。なぜ、彼を?何か理由があるのか?」
ヤミーラ:「ああ、あの者の事ですか」 ほっとした表情を浮かべた後、表情を引き締め直し。
「あの者は神父のみでありながら、堕落し悪魔を信仰していたようなのです。昨日、あの者の自宅を調べたところ悪魔崇拝用の儀式の道具などを証拠品として押さえました」 と、手柄を上げたのだという自慢げな表情で語りだす。
トロメア:「…先日も、処刑されていた者がいたが。あれらの者も、悪魔崇拝を?」
ヤミーラ:「そう、その通りです!そもそも今回捕らえた男はその魔女のために祈りを捧げていました。私は、その行為に不振を持ち家宅捜索したところ言い逃れのできない数々の証拠を押さえたのです!」
トロメア:うむ、ここで粘った会話は不毛なので、ズバッ!といきたいのだが…。一応の確認だが、ヨアキムの処刑は何日後?
GM:2日後の明朝。
トロメア:色々調べるシーンをやる暇ってある?そこからこいつを言い負かして、ノエルの権力をもって処刑を取りやめにすることが不可能なのであれば、やるだけ実時間がもったいないし。
GM:うーん、やってもいいんだが、それをやると俺のやりたいことができなくなってしまう可能性があるんだよな。
トロメア:では、やらない(笑)
GM:ありがとう(笑)
トロメア:ここでこいつを殺っちまわないほうがいいよね?いいよね?
GM:では、会話の途中で僧兵が突然入ってくる。
僧兵:「お話中申し訳ありません!
ヤミーラ:「一体、何事だ!いまは特使に失礼であろう!」
僧兵:「はっ、申し訳ありません。ですが、例の拷問官と同じ様な手口で殺害されたものが出ました!」
ヤミーラ:「なに!それで、被害者は一体誰なのだ?」
僧兵:「それが…」 と僧兵は言いにくそうに口ごもる。
ヤミーラ:「何をぐずぐずしている!さっさと言いなさい!」
僧兵:「ヤミーラ様の弟ぎみです…」
ヤミーラ:「ジョシュアが…そんな、嘘よね…嘘でしょ!?」 と僧兵に詰め寄る。
僧兵:「ヤミーラ様、おきを確かに」 とトロメアの方を見る。
ヤミーラ:「と、特使様。申し訳ありません。ことの真相を確かめねばなりませんので、この話の続きは後日…」
トロメア:「…こんな状況で言うのもなんだが、俺も連れていってくれ。この街で何人も死人が出ているのは聞いている。看過することもできんからな」
ヤミーラ:顔をしかめながら「わかりました、それでは私についてきてください」
GM:というところでシーンエンド。OK?
トロメア:OK。エフェクトス受領、クレアータ返却。
シーン9 シーンカード:レクス▼
GM:それでは、殺害現場。ヤミーラは弟にすがり付いて泣いている。確かに弟が死んで悲しいのだろうが、なんというかそれにしては度を越したような悲しみぶりだ。まるで、その悲しみ方は愛する恋人を殺されたような感じだ。
トロメア: 「…殺されたのは、ヤミーラ司祭の…弟で、間違えないんだよな?」 と、近くの兵士に訊こう。
僧兵:「はい。間違いありません。ヤミーラ様は弟気味を深く愛されていて、その溺愛ぶりは有名です。普段は凛々しいヤミーラ様があそこまで取り乱されるのも無理ないでしょう…」
トロメア:殺害方法とか、目撃者とかっているの?
GM:目撃者はなし。殺害方法は咽喉笛を切って声が出なくなった後に錐で両手両足を固定して爪を剥がし、影腹を斬られて徐々に死んでいくといった感じ。
トロメア:随分周到な…。
GM:そして、死んだものの横には血で。その命をもってリサに許しを請えと書かれている。
トロメア:「…リサ?誰だ…おい、誰かこの“リサ”という名に聞き覚えのある者はいるか?」
GM:周りに居るものたちは気まずそうにトロメアと視線を合わせようとはしない。そして、ヤミーラのほうを伺うようにちらちらと見る。
僧兵:「特使様。ちょっと、こちらへ」と僧兵は部屋を出る
トロメア:「おう」 ついていこう。
僧兵:「リサというのは実はヤミーラ様の弟ぎみの教育係でした。ですが、リサは1年前にヤミーラ様によって解雇されました。そして、程なくリサは魔女の疑いが挙がり魔女として処刑されました」
トロメア:「…つまり、あの姉弟はそういう関係ってことか。いや、ヤミーラからの一方通行か、までは知らんが」
僧兵:「このことはどうか御内密に…」
トロメア:「リサと親しかった者は、誰かいるのか?」
僧兵:「…さ、さあ。少なくとも私は知りません」
トロメア:「そうか。…ま、俺は何も聞いてない。今のは、あんたの一人ごとだ。…戻るか」
GM:僧兵は無言で頭を下げる。
GM:シーン終了。OK?