血涙
シーン10 シーンカード:デクストラ▼
GM:では、次の日。ヨアキムの死刑執行が突如予定を変更して今日となった。
トロメア:では、広場にいこう。
GM:広場では裁判が行われ、ヨアキムの罪状が淡々と読み上げられていく。ここで、知覚チェックをしてもらうかな。
トロメア:9で成功。
GM:では、遠目のせいかヨアキムの背が低くなったような感じがする。そして、ヨアキムは酷く狼狽し何とかこの場から逃れようというのかなにやら一生懸命叫んでいるのだが、野次馬達の声がうるさくてはっきりと聞き取れない。そして、もう一つ。ヤミーラってあんなに背が高かったっけ?といったことなどに気がつく(笑)
トロメア:では、ヤミーラの元に走るぞ。
GM:では、それに気がついたヤミーラは僧兵にトロメアを止めるようにと命令し、ヨアキムに向かって火を放つように命じる。
トロメア:「待て!火を放つな!そいつは入れ替わっている!」
GM:というトロメアの叫び声は届かず、ヨアキムに向かって火が放たれる!すると、叫び声は徐々に女のものとなり姿がヨアキムからヤミーラへと変わる!
トロメア:ああ、こんな時にコロナがいればねぇ(笑)
GM:そうだね(笑)
トロメア:「クソ、火を消せ!ヨアキムとヤミーラは入れ替わっているぞ!」
GM:僧兵たちが火を消そうとヤミーラに殺到するかと思えば、より強い力でトロメアを押し戻す。兵士達の表情が正気ではないことに気がつく。
トロメア:「ヨアキム!何のつもりだ!何故こんな真似をする!」
ヨアキム:「なぜか。答えは簡単です。それはこの女が許されざるものだからです!」
トロメア:「確かにそれはそうかもしれん。だがそれはお前のような奴がすべきことじゃない!子供たちに、お前はこれから何を教えるんだ!それとも今まで教えた事がまやかしだとでも言うつもりか!?」
ヨアキム:「…私があの子達に教えたことは嘘でもなければまやかしでもありません。私はあの子達に神はいつでも私達を見ていてくれて愛してくれていると。そして、あなたも言ったじゃありませんか。神はただ見ているだけだと。だから、私は神の変わりに裁きを下したのです。正しいものが報われず、悪人ばかりが得をする。神は慈悲ぶか過ぎて裁きを下すことができません。だから、誰かが悪を裁かなければならないのですよ」
トロメア:くそ、平松伸ニマンガの主人公みたいだぞ、ヨアキム!(笑)
GM:フフ(笑)
トロメア:「…なら、もういいだろう。もうやめろ。そして、罪を償え。魔女裁判はこの女の狂言だろうが、この行いを償って、元通りに暮らすんだ」
ヨアキム:「それはできません。私にはまだ裁かなければならない悪があります。今の世は腐りきっています。この世の悪人をすべて裁き正しいもの達だけが安心して暮らせるようになるまで、私は立ち止まるわけには行きません。それは神の教えを破った私の贖罪はそれ以外にありません」
トロメア:「ヨアキム…どうしても、そうするのか。なら、俺はお前を止めなきゃならん。確かに今の世は腐りきっている。俺も、お前のように止めなきゃならない相手がいる。だが、お前のそれはいきすぎだ」
ヨアキム:「トロメアさん…」
トロメア:「この世は悪人だらけだ。いい奴が損をするのも、ああ、その通りだろうよ。だがな。人ってのは、そう簡単に割り切れないだろう。どんな悪党だって、死んだら悲しむ奴もいる。お前の取ろうとしているのは、最後の手段なんだぜ」
トロメア:ま…俺も同じ事やってるんだけどな!(笑)
GM:確かにね(笑)
ヨアキム:「確かにその通りでしょう。ですが、たとえそうだとしても私はすでに引き返すことができない道を選びました。そして、その道を遮ると言うのであればあなたを倒してでも私は歩みを止めるわけには行きません!」
トロメア:「そうか。…なら、しょうがねぇな。お前の前にたつ最初の相手として、ある意味俺は相応しいだろう。お前と同じ考えを持った、それこそ大悪党なんだからな!」
ヨアキム:「ならば、始めましょう。捧げよ聖痕!我が大望を果たす糧となれ!」 宴判定をどうぞ。
トロメア:正1枚、逆2枚だから、2回判定か…1枚失敗。コロナ → コロナ▼。で、シーン変更なのでレクス▼返却、デクストラ▼受領。
シーン11 シーンカード:フルキフェル▼
トロメア:APは6よ。
GM:では、こっちの行動からだね。〈言霊3〉《死の呪言》《言葉紡ぎ》《霞の旋律》 判定8、CR3、 ダメージR:1D10+5、対象にリアクションダイスに−1D。…15で失敗。
トロメア:では、俺の攻撃。代償H2で、〈格闘3〉《鉄拳》《真撃》《間合い》《弱点看破》《練気》 判定値16、CR7、ダメージ C:2D10+12。…6でクリティカル。
GM:〈言霊3〉《鏡像》《言葉紡ぎ》 判定14、CR3、 リアクションを言霊で行える。…9で失敗!ダメージどうぞ。
トロメア:C20点+目眩。
GM:ええと、∵因果応報∵でダメージを倍返しして、∵不死∵で復活(笑)
トロメア:早いな!束縛で、DP4点ダメージで現在8点。HPは代償込みで8。で∵因果応報∵。
GM:その∵因果応報∵を∵天真∵で消す!
トロメア:通し。こっちの奇跡でもらえる鎖は、コロナ▼返却、マーテル▼受領。束縛で、DP4くらって現在4。…で、∵絶対攻撃∵。アクア受領、マーテル▼返却。
GM:∵無敵防御∵で受ける!55点まで防ぐ。
トロメア: ダメージは、《憤怒》込みで、27+44=71点。
GM:それを∵拡大∵する!
トロメア:通し。束縛でDP3点ダメージで、DP1に。死亡して、∵不死∵。アクア返却、ファンタスマ受領。…以上で俺の奇跡打ち止め。
GM:そして、こちらもぴったりで落ちます(笑)
トロメア:そうか、史上最速だな、この戦闘(笑)
GM:HP16なので(笑)…では、聖痕の解放。今回は8個開放されます。
トロメア:入れ替えはなし。DPは、解放の1D20で11が出ているので、既に全快だ。
GM:了解!
ヨアキム:「ぐはっ…見事です…トロメアさん」
トロメア:「…お前は元々、こんな真似は向いてないんだ。子供たちに色々教えている方が、良かったんだよ…」
ヨアキム:「ふふ…確かにそうですね。ですが、これでよかったんです。私は神の愛よりも一人の女性を愛することを選んでしまった。神に捧げたはずのこの身を、忘れた私は子供達に神を語る資格などはなかったのでしょう…」
トロメア:「…それがリサという女か?」
ヨアキム:「知っていたのですか?ええ、彼女はすばらしい女性でした。トロメアさん、本当はね。私がさっさと還俗して彼女と結婚していれば、こんなことにはならなかったのではないか…と考えたりもしました。しかし、私は弱い人間でした。自分を責めているつもりが、いつの間にか彼女を殺した者たちを憎むことへと、すり変わっていたのです」
トロメア:「人は誰だって弱い。最初から正しい事だけを選べる奴なんて、いやしないさ」
ヨアキム:「ありがとう。よかった…私を止めてくれたのがあなたで。私はきっと心のどこかで誰かにそういって欲しかったのかもしれない…」ごぼ、と血の塊を吐く。
トロメア:「来るといいな。もう少しマシな世の中が。…今度生まれ変わってくるときまでに、少しでもマシになるよう、頑張ってみるさ」
ヨアキム:「ええ、期待していますよ。もっとも、神の教えどころか人の道からも外れてしまった私が生まれ変わることはできないでしょうが、せめてあの子達の未来が少しでも明るい未来になるように…」
トロメア:「ああ、見てな」
ヨアキム:「ああ、光が…リサ!神よ最後に彼女に合わせてくれたことに感謝し…ま…」 と息を引き取る。
GM:何か他にやりたいことがあれば、もう1シーンやるけどどうする?
トロメア:…孤児院ってわけじゃないなら、子供はどうでもいいしな。ヤミーラも、レオポルド伯爵とノエル宛に事情を書いた手紙を出せば、まともな人を司祭に据えるよう取り計らうだろう。あと、ノエルの短剣は返してもらうぞ。てことで、二人宛に手紙を書くぞ。トロメア自身は字を書けんが。
GM:手紙は僧兵に書いてもらったということで(笑)
トロメア:では、そういうことだ!(笑)あと、シーンをつくるほどではないが、追加で一つ。
GM:はいよ、どうぞ。
トロメア:ではリサの墓の場所(まともに埋葬されてないだろうが)を聞いて、ヨアキムの遺体を一緒に埋葬する。
GM :僧兵に訊けばわかるだろうね。
トロメア:では、木の枝を十字に交差させただけの簡素な墓の前で、暫く立ち尽くしている。
で、二つの墓に架かるように、ヨアキムが身に着けていたロザリオを架けよう。
そして立ち去る背中を背景に、陽光がロザリオに反射するのが映ってエンド。
GM:おつかれー。
トロメア:あいよ、おつかれ!
血涙