いわれ無き咎

 

 

シーン4 シーンカード アルドール

GM:では、兵士が去ってから何時間が過ぎ夜になる。夜になると冬も近いせいか、かなり冷え込む。そんな中、何者かが牢屋に近づいてくる。ノエルだ。

ノエル:「トロメア殿。あなたに謝らなければならないことになりました…」

トロメア:「よう。どうしたんだ、こんな夜中に」

ノエル:「小声でお願いします。牢番には席を外してもらっていますが、そんなに時間はないのです」

ノエル:「明日、あなたは処刑されることに決まりました。いくら何でもおかしい。あなたがベルガディッツ家のものから書状を受け取ったのは確かです。ですが、その中身も確認せずあなたをブレダの密偵ということで処刑するというのです。裏付けも何もなしにまるで急いで処罰しなければならない理由があるかのように…」

トロメア:「処刑とは、穏やかじゃないな。それに…そんな真似をしたら、ちょっと面白い光景を見る羽目になる。…いや、いい。それよりだ」

ノエル:「何でしょうか?」

トロメア:「聞きたい事がある。傭兵伯、ゲオルグ・シュローダーってのは、どんな奴なんだ?あんた、神聖騎士団の団長だってんなら、知っているんだろう」

ノエル:「戦においては、なくてはならない人物といえます。実際、彼がいなければこの王都は当の昔に陥落されていたかもしれません。ですが…傭兵伯の戦は無用に人の命を奪いすぎます。エステルランドの英雄とはいえ、私は軍人としても一人の人間としても私は彼を尊敬することができません」

トロメア:「そうか。…まぁ、あんたとは気が合うらしい。…しかし、戦になくてはならん、か。そいつは困ったな」 ボリボリと頭を掻きはじめる。

ノエル:「あなたはなぜ、傭兵伯の事を聞きたがったのですか?」

トロメア:「うん?…ああ。俺、あいつを殺すんだわ」

ノエル:「え?」

トロメア:「ああ、いや。まだそうと決まったわけじゃないが…」

ノエル:「…本気ですか?」

トロメア:「冗談で人を殺す、なんて言うもんじゃない」 真顔で、逆に嗜めるような口調で反論する。

トロメア:「奴が何者かを俺は知らん。だが奴の配下には、かつて俺が殺した仲間たちが、蘇って加わっていた。そしてそいつらは、亡霊狩猟団の名の下、略奪を繰り返していた。だから、止めるのさ」

ノエル:「そんなことが…」 と驚愕の表情。

ノエル:「そうですよね…すいません。理由を詳しく聞きたいところですが、時間がありません。今後のことも含め詳しい話はここを出てからにしましょう」 と言いながら鍵を開ける。

トロメア「…何故だ?俺を処刑するんじゃなかったのか?」

ノエル:「あなたは上の人たちが言うようにブレダの密偵かもしれない。でも、そうじゃないかもしれない。それに…あなたは、私を信用するといってくれたではありませんか。私は自分を信じてくれた人を裏切りたくありません。神が私を裏切らないのと同じように…」

トロメア:「…あんた、馬鹿だ」

ノエル:「そうですか?そうかもしれませんね」 と笑う。

トロメア:「予言するぜ。あんた、そんな簡単に人を信用してると、絶対将来、馬鹿な男に捉まって苦労するぜ」

ノエル:「人を信じて裏切られるよりも、自分の気持ちを裏切る方が私にはつらいと思うからだから、もしも、あなたが言うようにバカな男の人に捕まっても私は後悔しません」

トロメア:「はぁ…そいつは、筋金入りだな…」

ノエル:「さあ、急ぎましょう!」

トロメア:「わかった。もう行こうか。…だが、あんたはここに残れ」

ノエル:「それはできません。もしも、あなたが本当にブレダの密偵であったならば私はあなたを自分の手で殺さなければなりません。これは私の覚悟です」

トロメア:「俺と一緒にいたら、例え俺がブレダの密偵であろうがなかろうが、あんたの立場が悪くなる。俺を逃がした事になるんだからな」

ノエル:「それは最初から、覚悟の上です!」

トロメア:「…と言っても、きかねぇか。よし!」 牢屋に手をあて、人がくぐれるぐらいまで鉄格子を折り曲げよう。

トロメア:「フン!…これでいい。後で俺が勝手に逃げた、って言っておきな!」

ノエル:「…す、すごい。」と呆気にとられる(笑)

トロメア:「ほら、いくぞ!」

ノエル:「あっ、待ってください!」 と走って追いかけてくる。

GM:というところで、シーンエンド

トロメア:アダマス▼返却 アルドール受領。

 

 

シーン5 シーンカード エル

GM:では、二人が牢から走り出してくると兵士達が待ち構えている。その兵士達の中から、ロルフが出てくる。

ロルフ:「これは一体どういうことですかな?ノエル団長殿?」 とニヤニヤといやらしい笑みを浮かべながら、出てくる。

ノエル:「ロルフなぜここに…?」

ロルフ:「悪いとは思ったのですが、あなたに見張りをつけさせていただきました。日ごろからあなたの発言は色々と問題がおありでしたので…」

ノエル:「あなたという人は…!」

ロルフ:「ということで、お二人とも大人しく縛についてもらえませんかな?抵抗するのであれば、殺してもかまわないという許可も出ておりますが、自分の上司を手にかけるなどということは私もしたくはないので…」 と心にも無いことを言う(笑)

トロメア:「ワハハハハ!あんた、相変わらず面白い事をいうな!俺ならとっくに、『縛についている』じゃねぇか。この両手両足の鎖が、見えないのか?」

ロルフ:「なに!うぬぬぬ!ええい!黙れ!」

トロメア:「それに俺は殺しても死なない不死身の男でな。のんびりする気はないし、時間がきたら勝手に出て行く、とも言ったぜ」

ロルフ:「何を寝ぼけたことをこの軍勢が目に入っておらぬのか?」

トロメア:「目には入る。だが、意に介さないだけだ。俺はここを通る。書状と届けるために命をかけた男の為にな。邪魔するなら、お前等にも命をかけてもらう事になる」

ロルフ:「ええい!しゃらくさい!者どもやってしまえ!」 とモブの大群が押し寄せてくる(笑)

ノエル:「ここは私が血路を開きます。その間にトロメア殿は逃げてください!」

GM:モブは好きなように料理してください(笑)

トロメア:「馬鹿たれ。お前はこいつ等の団長だろう。そのお前が、団員と戦ってどうする」

ノエル:「ですが…」

トロメア:「俺は勝手に出て行くんだ。時間がきたからな。だからお前は、俺を止めこそすれ、俺を助けたりなんかするな」

ロルフ:「フハハハ!どちらにしろノエル団長!いや、逆賊ノエル!最早生きていても忍びない!ここで私が引導を渡してくれるわ!捧げよ聖痕!今宵は殺戮の宴なり!」

トロメア:「ロルフと言ったな。お前、人を殺した事はあるか」

ロルフ:「私は軍人だぞ?愚問だな」

トロメア:「では、重ねて問おう。お前、人に殺されそうになった事はあるか」

ロルフ:「この俺が?まさか」 と両手を広げてオーバーアクション(笑)

トロメア:「だろうな。自分が死ぬ思いをしていない人間が人を殺すと…お前のようになる。お前に教えてやろう。人を殺すという事だけでなく…人に殺されるという事が、どういう事かをな!」

ロルフ:「ふん、寝言は寝て言え!いくぞ!」

トロメア:宴判定は2枚失敗。逆位置に。…しかし、第一回から本当に出目が悪いな…。

GM:そうやねぇ…。ちなみに、こっちのAPは20

トロメア:AP6。エンゲージ済みってことで。アルドール▼返却 エルス受領。




シーン6 シーンカード:グラディウス

GM:〈射撃3〉《幸運の一撃》《鋭き刃》《遅延矢》《剛力弦》《魔弾の射手》《連射》《接射》。判定+1D、Cr+2、ダメージ+1D、実ダメージが通ったらダメージ+210、接近状態でも射撃可能、RAにCr-2、装甲値−3。…5で普通成功。

トロメア:《矢止め》も組合わせえて、受ける。6で通常成功だ。

GM:では、∵闇痛の印∵を使用。Iの24点ダメージ。

トロメア:防御8、装甲11で19点止め。5ダメージ。

GM:では、《魔弾の射手》の効果で11点の追加ダメージ。

トロメア:束縛で、DPに8−2で6ダメージ。…では、攻撃いくぞ。

GM:よし、こい!

トロメア:攻撃は4でクリティカル。

GM:回避は、4で通常成功。そっちクリティカルだから、命中!

トロメア:「騎士さんよ!人殺しには慣れてるって面しているな!だが生憎だが、俺は不死身でね。そう簡単にはくたばらんよ!」

ロルフ:「ふん!ほざけ!!」

トロメア:C:28点+目眩。代償でHP19に。

GM:喰らうと死ねるので、無敵防御。54点防御。

トロメア:脆いな、ロルフ。

GM:うん(笑)

ロルフ:「ふははは!きかん!きかぬわ!」

 

GM:では、2ndアクション

 

トロメア:では、∵絶対攻撃∵

GM:では、∵天真∵で消します(笑)

トロメア:追撃で鎖鉄球を飛ばすが、バックステップでかわされ、床にクレーターをつくる。鎖は、エルス返却、オービス受領。∵天真∵の束縛で、DP7に。

GM:こっちは戦鬼を使用。2ndアクションできないので。組み合わせはさっきと同じ。

ロルフ:「ぬははは!シネィィィイイ!!」 判定は、1でクリティカル!

トロメア:こちらも同じく、《矢止め》で受け。6で通常成功。

GM:Iの32点ダメージ!ダメージが通ったら、13点の追加ダメージ。

トロメア:防御4、装甲7。21点くらって死ぬ+13点で余裕で死ぬ。∵不死∵。

GM:では、それを無意味に∵拡大∵(笑)

トロメア:自前の奇跡で、エフェクトス▼返却。マーテル▼受領。束縛でDP8に。ロルフの∵拡大∵の束縛で、DP4。

ロルフ:「くふぅ…一仕事が終わったあとの一服はこたえられんわ」 と葉巻をくわえる(笑)

トロメア:「そうか。満足してもらえて、光栄だ」 全身矢襖になりながら、立ち上がる。

ロルフ:「なに!」 と葉巻をポロリと落とす(笑)

トロメア:「おっと。最後の一服だ。待っていてやるから、心置きなく吸ってくれ」

ロルフ:「ええい!こんなはずは、こんなはずは無いんだ!なぜ立てる?貴様本当の化け物か!?」 と葉巻を踏み消しながら。

トロメア:「言ったはずだ。俺は不死身だと。そして…俺は見ての通りの悪党だと、な。お前等騎士だの、坊主だのの思い通りにゃ、ならねぇ生き物なんだよ!」 …で、またロルフの戦鬼の行動なわけだが(笑)

GM:いや、2ndアクションがないから戦記を使ったのだ(笑)

トロメア:あ、あの一回で終了?俺が死のうが何しようが、自分でやめるか代償のD10のHPを払えなくなるまで、続くと思ったけど。

GM:おお!本当だ。1stの時と奇跡の内容が変わっているんだね(笑)…でもいいや、めんどいし。代わりに組み合わせはさっきと同じで、∵天の火∵を使っておくよ(笑)

トロメア:前の時って、1stかよ!古過ぎだっつうの(笑)

GM24点ダメージ。通ったら、追加で15点の実ダメージ。

トロメア:いや、素晴らしいダメージだ(笑) HPが丁度1になった。

トロメア:で、24点ダメージの方を∵因果応報∵。オービス返却。フィニス▼受領。

GM:では、∵神移∵でかわす。

トロメア:束縛でDP2になっている。では、演出から。

GM:どうぞ!

トロメア:放たれた矢が眉間に届く寸前に指で挟みこみ、「…返すぜ」の一言と共に反転させて投げ返す!…ああ、なんてオリジナリティーに溢れる演出だ!原哲夫先生、ごめんなさい!(笑)

ロルフ:「くうか!ふぅ〜」 と流れ落ちる汗を拭き拭き。ここら辺は神移の演出(笑)

トロメア:「だろうな。だが…その隙を待っていた!」

トロメア2ndアクション。

GM:こい!

トロメア:今回、代償が払えない(HPが1しかない)ので、《練気》は抜き。6でクリティカル。

GM:回避4で、通常成功。そっちがクリティカルだから、回避に失敗!ダメージこい!

トロメア:C:20点+目眩。

ロルフ:「まだだ、まだ終わらんよ…」とふらふらになりながら(笑)

トロメア:フィニス▼返却 グラディウス受領。

 

シーン7 シーンカード フルキフェル▼

GM:では、こちらの攻撃。先ほどの組み合わせで。

ロルフ:「この距離からなら外しようもない!今度こそ死ネイ!」

GM 8で失敗!弓の弦が切れた!(代償Fなので、ファンブルし武器故障)。

ロルフ:「なっ…!」

トロメア:「神に見放されたか、神聖騎士。もっとも俺は、最初から神など信じちゃいないがな。さて…ここで選択だ」

ロルフ:「く、クソッ!」

トロメア:「今まで傷つけ、殺し、踏みつけてきた全ての者に謝罪し、悔い改め、全てを捨てて生きるか。それとも、ここで俺に殺されるか。…二つに一つだ。どちらを選ぶ?」

ロルフ:「謝罪する!悔い改める!いや、謝罪します!悔い改めます!だから殺さないでくれー!」

トロメア:「…そうか」 そう言って、背を向け、歩き出す。

ロルフ:「た、助けてくれるのか?」

トロメア:「人が人を裁く権利など、ない」

ロルフ:「バカめ!シネイ!」 と弓を兵士からもぎ取って放つ!

トロメア:「…そう言うと、思ったぜ!」

GM:もう、その背中が撃ってこいと叫んでるからねぇ…撃たないわけにはいかないでしょう(笑)

トロメア:まぁ背を向けて歩き出す以前に、この局面で助かる選択肢を出した時点でな(笑)

GM:まあね(笑)

トロメア:先だっての攻撃で空中に放り投げていた石塊が、ロルフの頭上に落ちてくる。

攻撃は《練気》抜き、6でクリティカル。

GM:回避します。4で通常成功、攻撃命中。

トロメア:ダメージはCの19点。

GM:うむ、死にますね!(笑)

グシャ!鈍い音を尻目に、今度こそ背を向ける。

ロルフ:「ふははは・・・はっ!?」ぐちゃという嫌な音が聞こえ、人が倒れる音が聞こえてくる。

トロメア:辛勝であった…。ノエルの方へ戻ろう。

GM:では、魔の破壊。魔印は2つです。続いて聖痕の解放。聖痕は全部で7つです。

トロメア:まぁ、元々マイナスになってなかったから、余裕で全快。

GM:では、戦闘収束。次のシーンカードをめくってくださいな。

トロメア:マーテル▼返却 フルキフェル▼受領。



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