汚名の広場

 

GM  :最初の鎖とシーンカードを。

トロメア:最初の鎖はエフェクトス▼。

 

 

シーン1:シーンカード:レクス▼

GM  :トロメアはついにベルガディッツ領へと足を踏み入れた。しかし、どこもかしこも検問があり、厳しい厳戒態勢がしかれている。まさに鼠一匹はいる隙は無いという感じだ。

トロメア:「こいつは参った。山の方から迂回するか…?」

GM  :山の方から迂回した場合、断崖絶壁を降らなければならないことになる。流石にそこから入り込もうと考える人間はいないと思ったのか、そこのルートの警備は手薄だ。

トロメア:「くそ…流石に面倒臭ぇな。疲れるしよ…」 絶壁を下り、人里に下りよう。

GM  :了解。では街の中だ。現在は深夜であり、見張り台にも警備は立っているが何とか見咎められずに潜入には成功する。

トロメア:では街中で宿を探そう。

GM  :さすがに、深夜のためか空いている宿は見当たらない。そうして街を歩いていると、兵士達が巡回してくる。

兵士A :「たく、いつまでこんな事をしてなきゃならないんだ?こんだけ探してもいないんだ。既に他国へ逃げられてしまったのではないのか?」

兵士B :「ああ、まったくだ。しかしゲオルグ様にしては、やり方が手ぬるいと思わないか?」

兵士A :「確かにな。いつもなら全ての家にガサ入れするか、匿っているものがいれば、町中の人間を殺すと脅すか、本当にやっちまってるぜ」

兵士B :「ちげぇねぇ。いつもなら、略奪だってやり放題なのに…。なぜか、今回は厳しく禁止されたからなぁ。破った奴らはその場で切り殺されたしよ」

兵士A :「いいかげん、こんな巡回なんてやってられんぜ。そうだ、この先の酒場はまだ開いてるはずだ。そこで、いっぱい引っ掛けて時間をつぶして帰ろうぜ」

兵士B :「そうだな。どうせ、今日も何もおきやしねぇしな」

GM  :そう話して、兵士達は去っていく。

トロメア:2回目の兵士Aの発言の意図が、よく意味がわからないんだが…その場合はアレかな?呼び止めて訊きなおした方がいいかな?(笑)

GM  :してもいいよ(笑)

トロメア:「おい。お前の2回目の発言の意味がわからないんだが…俺にもわかり易く説明しちゃもらえないだろうか?」 肩にポン、と手を置き、メタな発言と共に登場(笑)

兵士A :「ああ、そりゃおめぇ…って、てめぇは一体なにもんだ!外出は禁止しているんだぞ!」

GM  :兵士Bも武器を身構えている。

トロメア:「いや、外から来たもんでな。で、一体何がどうなっているんだ?この街は」

兵士A :「外から、来ただぁ?こんな時間に、街に入れるはず無いだろう。さては、エリノアの手のものか!?」

トロメア:「ほう、お前らが探しているのはエリノアというのか…で?他には何を教えてくれるんだ?」 適当にボコにしてしまおう。

兵士A :「へぶぅー。な、何をお聞きになりたいんでしょうか?」(笑)

トロメア:「この街で何をやっているのかだ。誰かを探しているようだが…」

兵士A :「ええ、この裏切り者のベルガディッツ家の長女。エリノアを探しているんでさあ」

トロメア:「で、匿った奴を殺す、と言って探しているわけか…ご苦労なこったな」

兵士A :「へぇ。それで、旦那は一体何ものなんで?」

トロメア:「俺は…通りすがりの、悪党だ!」 殴って気絶させよう。

GM  :では、気絶した(笑)

トロメア:では、エリノアを探すか。

GM  :うむ、そうしたいのだろうが。Aを犠牲にして逃げていたBが応援をつれて走ってくるぞ(笑)

トロメア:そうか…やむをえん。死のう。

GM  :ま、マジ?

トロメア:いや、冗談だ(笑) とっとと逃げよう。

GM  :ああ、逃げてくれ(笑)

兵士B :「いたぞ、あそこだ!」

GM  :では、ここでシーンエンド

トロメア:レクス▼受領、2枚目。

 

 

シーン2:シーンカード:ウェントス▼

GM  :では、トロメアが走って逃げていると、女の声が「こっちだ」と小声で声をかけてくる。女は黒いフードで、身をすっぽりと覆っている。

トロメア:「…誰だ!?…てまぁ、今はそんな場合じゃねぇか」 女の方に向かう。

GM  :声から推測するに結構若そうな感じだ。

女   :「賢明な判断だな。ついてくるがよい」

GM  :女は路地の突き当たりに向かっていく。そして、おもむろに地面をノックすると、地面が1メートルほどの円になって持ち上げられる。

   :「ここだ」

トロメア:「用意周到なこった」 中に入ろう。

GM  :中に入ると、松明であたりが照らされている。部屋(?)の中は大体、3畳半ほどの広さになっていて、ベッドと瓶が二つほど置いてあるだけだ。

トロメア:「助かったぜ。礼を言う」

   :「いや、大したことではない。それよりも、そなたはレオポルド殿の使者であろう。レオポルド殿はこちらへ向かっておられるのか?」

GM  :女は興奮した様子でトロメアを揺さぶらんかの勢いで言う(笑)

トロメア:「…話が急な女だ。レオポルド伯爵の使いが、こんな胡散臭い格好してると思うか?…大体、お前は何者だ?」

   :「そんな…違うというのか…」 トロメアの言葉に衝撃を受けて崩れ落ちる。

トロメア:「いや、だからお前は誰なんだよ。ああ、俺は一応、トロメアっていうんだが…」

   :「あ、ああ。すまない。私の名はエリノアだ。エリノア・ベルガディッツだ。」と、まだショックが抜けないのか、どこか心ここにあらずといった感じだ

トロメア:「そうか。あんたがレオポルド伯爵の言っていた、エリノアか」

エリノア:「トロメアといったか?お前は、なぜ兵士などに追われていたのだ?」

GM  :話しながら、少しは落ち着きを取り戻してきたようだ。

トロメア:「この街に忍び込んだんでな。あと、兵士から話を聞くのに、二、三発殴った」

エリノア:「忍び込んだ?一体、どこから?この街からは鼠一匹出ることも、入ることもかなわないくらい厳重な警備が敷かれているのだぞ?」

トロメア:「いや…探せばあるもんさ。例えばあの断崖とかな」

エリノア「あの断崖から降りてきたというのか!?」と、信じられないといった表情で

トロメア:「まぁ、流石に多少は疲れたがな」

エリノア:「なんという…なぜ、そんな無茶を?そんなことまでして、一体何のためにこの街へ来たのだ?」

トロメア:「傭兵伯を殺すためだ。そして…レオポルド伯爵から、あんたを助けるよう頼まれている」

エリノア:「レオポルド殿が!?それでは、やはり、お前はレオポルド殿の使者であったか!まったく、お主も人が悪い。それならば、先ほど聞いたときに素直に言ってくれれば良かったものを…。それで、傭兵伯を討ち取るための軍勢はどこまで来ておるのだ?」 と、とたんに表情を輝かせる。

トロメア:「なんか勘違いしているな、あんた…そんな気がしたから、そうは言わなかったんだが」

エリノア:「どういうことだ?」

トロメア:「軍勢なんていねぇよ。傭兵伯を倒すのは俺だ。俺が個人的な事情で、勝手に闘り合うってだけだ。レオポルド伯爵からは、お前を助ける…生きてあのおっさんの所へ連れて帰るよう頼まれただけだ」

GM  :

エリノア:「そんな、馬鹿な…。個人的にやりあうなど、本気で言っておるのか?あの男がどこの馬の骨ともわからぬ男と一騎打ちに応じると思っているのか?それに、レオポルド殿のところへ連れて行くとは…まさか、レオポルド殿は傭兵伯を討ち取る手助けはしてくれぬというのか!?」

トロメア:「軍を動かすという話はなかったぜ。ただあのおっさんは、お前を自分の下へ連れてきてくれ、と言っていただけだ」

エリノア:「そんな…」

トロメア:「それより、何故傭兵伯はこのベルカディッツ家をこうまで狙うのかがわからんな。あんた、何か傭兵伯に恨まれるような真似をしたのか?」

エリノア:「それは、これを持っているためだ」 と、首飾りを見せる。その首飾りは綺麗なルビーに見える。〈知覚〉と〈事情通〉で別々に判定してくれ。

トロメア:〈知覚〉6、〈事情通〉9でどっちも成功。

GM  :このルビーには何か異質な力というか、魔力を感じる。ルビーは近頃天彗院から売りに出されているもので、その場の映像を記録にとどめることができるものだ。ただし、一度しか記録できず、記録した映像を一度しか見ることはできない。なぜなら、その記録を見るにはこのルビーを破壊しなければならないからだ。ちなみに、一般人にはとても買えないようなびっくり値段。なんで、トロメアがこのことを知っているのかは、謎である(笑)

トロメア:「映像が映るという奴か。何が映っているんだ?それには」

エリノア:「そうだ。この映像の中には傭兵伯とマルガレーテの密談が、王の…ヘルマン陛下の暗殺計画の映像が入っている。これを、ヘルマン陛下に見せさえできれば、父上の無念を…」

トロメア:「なるほどな。道理で必至でお前さんを探すわけだ。ならば尚更、今は奴らに捕まるわけにはいかんだろう。まずはそれをレオポルトのおっさんなりに預けるのが先なんじゃねぇのか?」

エリノア:「そうなのだが、この街から出るすべが無い。それこそ、あの断崖絶壁を登るくらいしか…!」 はっと、トロメアの方を見る。

エリノア:「トロメア、私をこの街から出る手助けをしてくれないか?」

トロメア:「そりゃ構わないが…一体どうする気だ?」

エリノア:「決まっている。王にこの映像を見せて、傭兵伯討伐軍を出してもらう。そして、私もその討伐軍に加えてくださるよう直訴するのだ」

トロメア:「…無謀を絵に描いたような女だな、お前は。そんなもん、王に見せる前に王妃に握りつぶされて終わるだろうに。それがわかっているからこそ、レオポルド伯爵もお前を連れてこいっつったんじゃねぇのか」

エリノア:「ならば、レオポルド殿のところへ参ろう。そして、陛下に事の真相をお話してくださるように頼むとしよう」

トロメア:「まずはそうしろ。…ああ、そうだ。この街に、まだ傭兵伯はいるのか?」

エリノア:「そのはずだ。奴は私が見つかるまでは、この街から離れることはできないはずだ」

トロメア:「…そうか。まぁ、今はお前を逃がす事に専念するしかねぇな」

GM  :話がひと段落すると、上からノックされる音が聞こえる…シーンエンド。

トロメア:ウェントス▼受領。


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