聖母

 

「この世に、真の救済を」

 

GM      :では、最初の鎖とシーンカードを。

クラトス    :最初の鎖はエフェクトス。シーンカードはフィニス

 

 

シーン1 シーンカード:フィニス

GM      :バルヴィエステまでの道程を半ば以上過ぎ、あと1週間もすれば到着する辺り。

GM      :時刻は夜。騎士団が交代で寝ずの番をしているが、結構な人数なので、離れた位置にいる。

GM      :エレナ・クリス・イメルダなどの女性陣と、ルーカス、神聖騎士団の団長は流石に番には加わっていない。

GM      :君はどうする?手伝っても手伝わなくてもいい、みたいな立場だと思うが。

クラトス    :もちろん、手伝いたいところだが親父と話したいな。

GM      :じゃあ夜、ルーカスが眠る前だな。

GM      :ルーカスは個人用のテントで休んでいる。

クラトス    :「……もうお休みになるところでしたか?」

GM/ルーカス :「いや、構わん。入れ」

クラトス    :「失礼します」 中に入る。

GM      :ルーカスは地図を見て、進路の確認をしていたようだ。

クラトス    :「……申し訳ありません」

GM/ルーカス :「何がだ?」

クラトス    :「騎士を勝手にやめたばかりか、家名を汚してしまいました。お詫びの仕様もないところですが、他に思いつきませんでした」

GM/ルーカス :「簡単に頭を下げるような決断なら、せぬ事だな。それは己の決断への侮辱となる」

クラトス    :「……はい」と、そういってくれたことを嬉しそうに微笑む。

GM/ルーカス :「して、これからどうする」

GM/ルーカス :「枢機卿が手出しできぬよう取り計らうつもりではあるが、あそこはお前等にとってはいわば敵地」

GM/ルーカス :「私の力及ばず、そのまま処刑されるという可能性すらあるぞ」

クラトス    :「ええ……その時はその時です。ですが、ただやられるつもりはありません」

クラトス    :「その時は、ヨハンナと刺し違えてでも二人を守る所存です」

GM/ルーカス :「……そうか。ならば気をつけよ。ヨハンナ枢機卿は、謎の多い人物だ」

GM/ルーカス :「数百年も前から、ずっと変わらぬ姿でい続けている、などという馬鹿げた逸話すらある」

クラトス    :「……ヨハンナを知っているのですか?」

GM/ルーカス :「いや。だが、調べても調べても、詳しい話が出てこない。それで出てきた話が、これだ」

GM/ルーカス :「ゆえに一筋縄ではいくまい、と思っておる」

クラトス    :「ランフォード家の力を持ってしても、調べられないとは……敵は予想以上の怪物ですね」

GM/ルーカス :「そうだな。表の権力だけでなく、もっと裏の、根深い部分にまで影響力があるようだ」

GM/ルーカス :「……死ぬなよ」

クラトス    :「……はい」

GM      :何もなければシーン終了で。

クラトス    :フィニス受領。

 

 

シーン2 シーンカード:デクストラ

GM      :ところで現在、君の傍には3人の女がいるわけだが、このうち誰のフラグを立てておきたい?

クラトス    :そのフラグは今後の話で、ギャルゲーよろしく大きく関わってくるんでしょうか?(笑)

GM      :それなりに関わってくるよ(笑)

クラトス    :迷うな……今後また同じようなことがある時に別の奴を選んで、あっちにふらふらこっちにふらふらしていたら、EDは一人という寂しい状況に!?(笑)

GM      :(つーか、同じシーンがそうそう何度もあると思われても困るんだが……)

クラトス    :よし、決めた!

GM      :誰だ?

クラトス    :今日一日考えさせてくれ!いや、考えさせてください(笑)

GM      :お前、ここで終っちまったら、またこれからの展開考えられなくなるだろうが。今決めろ、今!

クラトス    :わかったよ。しょうがねぇな(笑)

クラトス    :じゃあ、今回はイメルダにしておこうか。道々説得するといった手前もあるし。

GM      :そうか。それで本当に後悔しないな?

クラトス    :え、そういわれるとまた悩むぞ(笑)

クラトス    :じゃあ、ダイスで決めるか。12はエレナ。3,4でクリス。5,6でイメルダ。

クラトス    :#1d6

ダイス/クラトス:1d6=5(5)= 5

クラトス    :やっぱり、イメルダだ(笑)

GM      :まぁ、既に話は中盤なので、悠長にやっている間に誰かが死ぬ、という可能性も多いにあるわけだ。

GM      :俺は割りと、頓着なくNPCを殺す傾向にあるので。……で、イメルダね?

クラトス    :ふむ。では、そろそろエレナかクリスかどっちかに決めるなら今選択しろということだな?それなら、イメルダはやめておく(笑)

GM      :早めがいいと思うよ、俺は。そう毎回、この手の無駄シーンを作れるとは限らないから。

クラトス    :じゃあ、エレナにしておこう。

 

GM      :では、同様に夜。君が当番をしている時間帯に、誰かが起きてくる気配が伝わってくる。

クラトス    :振り返ってみる。PLは誰かわかっているが(笑)

GM/エレナ  :「あ……クラトス……」

クラトス    :「エレナ……眠れないのかい?」

GM/エレナ  :「ええ、ちょっと……ね」

GM      :そう言ってエレナは、君の傍に腰を下ろす。

GM/エレナ  :「……綺麗な空ね。星はほとんど地に堕ちても、それでもこの夜空は綺麗」

クラトス    :「……そうだな。ちょっと聞いても良いかな?」

GM/エレナ  :「なに?」

クラトス    :「エレナのお兄さんは、どんな人だったんだい?」

GM/エレナ  :「……エルンスト兄様は、強い人だったわ。そして、とても優しかった」

GM/エレナ  :「母様を守り、戦いでは先陣に立って戦った。力なき、弱き者を守る、その為に強くなると、口癖のように言っていた」

GM/エレナ  :「……でも、母様が亡くなって、聖血による救済が限界を迎えてきた頃から、兄様の口数も減っていった」

GM/エレナ  :「それからあの城で、兄様と、姉様と、私たちで暮らすようになって……退屈だけど、楽しい日々だった」

GM/エレナ  :「でも、ある日姉様が苦しむ人々を見捨てられずに出ていって、暫くして姉様の悪い噂が聞こえてきて……」

GM/エレナ  :「それで、兄様も行ってしまった。話し合えばきっとわかり合える、そう言って……帰ってこなかった」

GM/エレナ  :「兄様が旅立った夜も、こんな綺麗な夜空だったわね」

GM      :そう言って、空を見上げる。

クラトス    :「……ごめん。辛いことまで思い出させてしまった」

GM/エレナ  :「いいえ。どうせ、毎日のように思い出している事よ」

GM      :そう言って首を横に振る。

GM/エレナ  :「――もし。もし、ヨハンナの暗殺に失敗したなら」

GM/エレナ  :「クリスだけでも、逃がしてあげて。そして、あなたは逃げ延びて」

クラトス    :「……それはできない。もし仮に逃げることになったとしても、逃げる時はみんな一緒だ」

GM/エレナ  :「そう言うと思ったわ。ほんと、変な所まで兄様に似ているんだから……」

クラトス    :「そうかな?そんなに似ているかな?」

GM/エレナ  :「ええ。そっくり」

GM      :そう言って、目を細めて笑う。

GM/エレナ  :「だからクラトス。あなたは死なないで。もう、兄様のように死んでいく人は、見たくないから……」

クラトス    :「さあ、そろそろお休み。夜風は体によくないから」

クラトス    :その大人びた表情にドキッとしてしまい、顔を背ける。

GM/エレナ  :「ええ。それじゃ、私ももう休むわ」

GM      :エレナは立ち上がり、テントに戻る。

クラトス    :「……わかった。俺は死なない。いや、死ねないさ。なにせ、約束したろ?エレナとクリスは俺が守るって。死んだら約束を守ることが出来ないだろう?」

GM      :その途中で立ち止まり、振り返らずに応える。

GM/エレナ  :「――でもねクラトス。いつか何かを選ばなければならないとき、その選択だけは間違えないで」

GM/エレナ  :「クリスは――あの娘は、私たちの希望なのだから」

GM      :そう言って、自分のテントに戻る。

クラトス    :「エレナ……今のはいったいどういう……?」

GM      :シーン終了。

クラトス    :デクストラ受領。

 

 

シーン3 シーンカード:マーテル

GM      :バルヴィエステ整然とした町並みの至る所にある荘厳な教会建築の数々は、見る者を圧倒する迫力がある。

クラトス    :「ここがバルヴィエステ……ヨハンナの居る所か……」 辺りを眺める。

GM/ルーカス :「こちらだ。あまりキョロキョロするな」

クラトス    :「あ、はい」 と、慌てて付いて行く(笑)

GM      :ルーカスと神聖騎士団の案内で、ヨハンナの管理する教会へと連れられていく。

GM      :そこは街の中心から些か離れた、入り組んだ場所にある教会だ。

GM      :他の枢機卿の管理教会は街の中心部に集中している。

GM      :だがヨハンナの教会は、説明されなければ、ここが枢機卿の管理であるとは誰も思わないであろう。

GM/神聖騎士 :「ここだ。追って沙汰あるまで、こちらで休まれよ」

クラトス    :「意外だな……枢機卿ならもっと雅やかなところに居るものかと思っていたが……」

GM      :言葉とは裏腹に厳重な警護(監視)のもと、それぞれ部屋に案内される。

GM      :中の雰囲気は、ヴァルプルギスの古城を思わせる内装になっている。

クラトス    :「これは……エレナたちの城と同じ造りだ」

GM      :案内された翌日、君たちに呼び出しがかかり、教会の広間に集められる。

GM      :広間の上座には、教会の正装をした、エレナたちにそっくりな顔立ちの黒髪の少女――ヨハンナがいる。

GM      :その周囲には、お付きの侍女らしき女性一人がいるだけだ。

クラトス    :(「似ている……それにあの肖像がの姿そのままだ」)

GM/ヨハンナ :「遠路はるばる、ようこそお越しくださいました。ルーカス殿も、ご苦労でありました」

GM      :ヨハンナは優雅に一礼する。ルーカスもそれに倣い、返礼する。

クラトス    :こちらはしない。

GM/ヨハンナ :「して、クラトス殿。あなたにかけられた嫌疑のほどは、既にご存知ですか?」

クラトス    :「大体は。ですが、今一度貴方から直接私にかけられた嫌疑を教えていただきたい」

GM/ヨハンナ :「教会よりの使者クルツの殺害、及びヴァルプルギス地方での武装蜂起の容疑です」

クラトス    :「では、一つ一つ説明いたしましょう」

クラトス    :「クルツ殺害は、村人達を殺害し、また貴方の姉妹の命を狙ってきたため、クルツを手にかけました」

クラトス    :「村人達は、言わずともお分かりになるかもしれませんが、エレナとクリスの聖血によって生き返りました」

クラトス    :「これは、後の武力蜂起の容疑にも繋がる話ですが、あなたはエレナとクリスの聖血を狙って次の刺客を送りました。刺客の名はカスパー」

クラトス    :「クルツ、カスパーに続きあなたは痺れを切らしたのか、今度は兵を派遣した」

クラトス    :「貴方の狙いは聖血だ。私は村人達にも危険があると思い、村人達を説得して城に立てこもった」

クラトス    :「これは、反乱などを目的にしたのではなく、あくまでも自衛の為にとった行動に過ぎない」

GM/ヨハンナ :「面白い物語ですね?」

クラトス    :「俺の言ってることが嘘だと?」

GM      :ヨハンナは、まるで母親が子供の作り話を、否定するでもなく受け入れるような微笑を浮かべている。

GM/ヨハンナ :「いいえ、全て真実です」

クラトス    :「ならエレナやクリスに手をだすのは、もうやめてくれるか?そうすれば、聖血の為にこれから血が流されることはなくなる」

GM/ヨハンナ :「その上で、お願いします。エレナとクリスを、私に預けてくれませんか?」

GM/ヨハンナ :「そうすれば、あなたやヴァルプルギスの村への嫌疑も、全てなくなりましょう」

クラトス    :「なぜだ?なぜ、二人をあんたに預けなくてはならない?理由を説明してくれ」

GM/ヨハンナ :「それは、決まっていますわ」

GM      :ヨハンナはなおも、微笑みを浮かべたままで告げる。

GM/ヨハンナ :「それがもっとも、皆が少ない損失で迎えられる結末ですから」

GM      :〈言霊3〉《魔力増強》《魔力集中》《連続魔法》《高速言語》《虚言》《言葉紡ぎ》《練達の業》

GM      :#4D20 判定値20、Cr7、リアクション2回

ダイス/GM  :4d20=52(9,16,7,20)

GM      :魔法抵抗してくれ。2回とも抵抗成功しなければ、君はこのヨハンナの言葉を無条件に信用する事になる。

GM      :こちらはクリティカルだ。

クラトス    :<格闘3>《間合い》《真撃》《鉄壁》《硬気功》《対魔法防御》

クラトス    :#6D20 判定値7、Cr4、効果:装備防御修正×2、防御修正+5、対魔法[受け]、代償D

ダイス/クラトス:6d20=(4,7,7,1,8,17)

ダイス/クラトス:6d20=(6,10,2,3,4,8)

クラトス    :こっちも二回ともクリットしたぞ!

GM      :では、抵抗できる。

クラトス    :「それはエレナとクリスを犠牲にして、多くの人間を救うということか?ふざけるなーー!!」

GM/ヨハンナ :「その通りです。いいじゃないですか。だって……」

クラトス    :「エレナやクリスは血を分けたあんたの妹だろ?あんたも姉なら、妹達を守るのが本当なはずだろう?」

GM/ヨハンナ :「クルツたちは信徒の幸せの為に誰かを犠牲にした。そしてあなたは――」

GM/ヨハンナ :「あなたとあなたの大切な人々のために、クルツたちを犠牲にしたでしょう?」

GM/ヨハンナ :「それに私はこの身を救世の為に捧げました。姉妹といえど、いえ姉妹だからこそ、一緒に聖血でこの世を救いたいのです」

クラトス    :「……違う」

クラトス    :「最初から、誰かを犠牲にしてしか得られない救いなど救いなどと呼ばないはずだ。だって、そうだろう?そんなのおかしいじゃないか」

クラトス    :「誰が犠牲になる人を決める権利がるといえるんだ?神か?あんたは、神だって言うのか?」

クラトス    :「いや、神であろうとそんなこと……俺は認めない」

GM/ヨハンナ :「いいえ、それは違いますよ、クラトス殿」

GM      :ヨハンナは優しく諭すような声で語り出す。

クラトス    :「どう違う?」

GM/ヨハンナ :「大いなる母マーテルは、その身を犠牲にする事でこの世に転生という救いをもたらしました」

GM/ヨハンナ :「つまりこの世の救いとは、誰かが犠牲になること。それが前提となって始まっているのです」

GM      :ルールブックP206参照。

 

※救世母マーテルの贖罪と救い

救世母マーテルは、神アーが世界の救済の為に使わした神の娘であり、真教教会における最大の聖人である。

マーテルは数々の奇跡を起こし人々を救ったが、最後は彼女を信じぬ人々の手により処刑された。

だがそれも全て、神のよって予定された事であった。

マーテルはその身を捧げる事で、人々に転生という贖罪の術を与えた。

過去に犯した罪は、死を迎え、転生を繰り返す事で未来には救われる、という概念である。

マーテルが自らの死を望んでいたかどうかは、他ならぬマーテル自身にしかわからない事であろう……。

 

クラトス    :ルールブックの中身で攻めてくるとは(笑)

GM      :公式で言っているからしょうがねぇ!(笑)

クラトス    :ちくしょう(笑)

 

GM/ヨハンナ :「あなたが言っている事はとても素晴らしい事です。でも、現実に誰かを救う為には、誰かが犠牲にならねばなりません」

GM/ヨハンナ :「まして救世母、我等が母上から、直接その聖血と、この世の救済を仰せつかった我等姉妹ならば、それはなおのこと」

GM/ヨハンナ :「おわかりですか?私達が聖血を集め、それを以って世界を救う事は、救世母マーテルのご意志なのです」

クラトス    :「マーテルは確かに俺たちに救いをもたらすために、自分が犠牲になった……だが、それはあくまでもマーテル自身が望んでやったことだ」

クラトス    :「あんたのやろうとしていることは、横暴を通り越している。それは、人殺しという罪だ」

GM/ヨハンナ :「あらあら。手厳しいですわね、クラトス殿は」

GM/ヨハンナ :「では、その人殺しを、あなたはどう為さるのですか?」

クラトス    :「それにそんなに世界を救いたいなら、あんたの体に流れる聖血を使えば良いんじゃないのか?」

クラトス    :「妹達を犠牲にして、世界を救い自分がマーテルに続く救聖母にでもなるつもりか?

GM/ヨハンナ :「足りないんですよ、私の受け継いだ聖血だけでは。それに、救世母になるのは私ではありません」

GM      :ヨハンナが、手に持つ錫杖をスッと持ち上げ、クリスを指す。

GM/ヨハンナ :「その資格があるのは、その娘だけですから」

クラトス    :「クリスが……?どういうことだ?」

GM/ヨハンナ :「それをあなたが知る必要はありません。……さて、どう為さるのですか?」

GM/ヨハンナ :「ここで二人を置いていってくださるのか、それとも……?」

クラトス    :「その前に俺からの質問にも一つ答えてくれ」

GM/ヨハンナ :「何でしょう?」

クラトス    :「二人の聖血を使ったことによって、世界は本当に救われるのか?その救いは永遠に続くものなのか?」

クラトス    :「俺には、どうしてもそうなるとは思えない。奇跡の力によってえられる幸福は、自分が何の苦労もせずに得られたものだ」

クラトス    :「何の対価も無しに得られた幸福を人々はいつまで感謝していられるだろうか?」

クラトス    :「また、その幸せを維持していくことが出来るのだろうか。俺には、そんなことが出来るとは思えない」

GM/ヨハンナ :「とても難しい質問です。でも、いい質問ですね?」

GM/ヨハンナ :「救いとは、人それぞれの価値観により異なります。ですから、私に与えられるそれは、普遍的に考えたものに過ぎません」

GM/ヨハンナ :「少なくとも争いをなくし、餓えも病も無縁で、平穏な心でいられる。それは、幸福な事だと思います」

GM/ヨハンナ :「この世の全ての人が納得はしないかもしれません。ですが、多くの人はそれを望んでいます。それが実現する事は、とても素晴らしい事だとは思いませんか?」

クラトス    :「なるほど、確かに飢えや病と無縁だというのは、俺も夢のようだと思うよ。だが、争いがなくなるということは逆に不自然で、それは病的だといえる」

GM/ヨハンナ :「では、あなたは争いをお望みなのですか?」

クラトス    :「あんたの争うというのが、どこまで含まれるのかはわからないが、人は他人よりも裕福になりたいとか、他人から良く思われたいとか、人と比べることによって向上心を持つ」

クラトス    :「争いをなくせとは、向上心をなくせといってることに等しい。それとも、あんたの言う争いをなくすというのは殺しあう心だけをなくすことが出来る便利なものなのか?」

GM/ヨハンナ :「一つの質問が、随分長引いてますね?……まぁ、構いませんが」

クラトス    :「すまないな。だが、あんたの答えによって、俺の答えも変わるんでね」

GM/ヨハンナ :「殺し合いはなくなりますわ。それに、喧嘩沙汰なども起きませんわね」

クラトス    :「それは、つまり他人と競争する心がなくなるというわけだな?それなら、俺の答えは決まった」

クラトス    :「あんたに、二人を預けることなど出来ない。もっとも、どんな理由があろうとエレナトクリスを殺すことなどに、賛成などするわけがないけどな」

 

GM      :(返答次第で対応変わるって言ってなかったか?条件次第じゃ二人を差し出す、という論旨の事を言っちゃっているんだが……ま、いいか)

 

GM/ヨハンナ :「では、最初の質問に戻りますわね。それで、あなたはどう為さるのですか?」

クラトス    :「あくまでも、二人を殺すというのであれば、俺はあんたを殺す。そして、聖血によって起きる悲劇の連鎖をここで終わらせる!」

GM/ヨハンナ :「あらあら。では私は、今ここでお相手なさるべきなのかしらね?」

クラトス    :では、一足飛びにヨハンナに飛び掛る!

GM      :ヨハンナは、微笑みを浮かべて君を見上げる。特にそれ以外に反応する様子はない。

クラトス    :では、そのまま心臓を手刀で貫くよ……邪魔が入らなければ。

GM      :ヨハンナは心臓を手刀で貫かれる。

GM      :飛び散る鮮血。そして凍りつく教会。

GM      :シーン終了。

クラトス    :マーテル受領。エフェクトス返却。

 

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