猟犬は謳う。

法の守り手たる己が誇りを。

猟犬は謡う。

鋼鉄の檻に閉じ込められた、我が身の不遇を。

 

悪徳の街トーキョーNOVAの法の番犬、ブラックハウンド。

激増する重犯罪対策の為、完全義体による新部隊設立が計画される。

法と正義の名の元に、血の通わぬ機械たちが獰猛な牙を剥く。

 

トーキョーNOVA The Detnation

 

――― 二 度 死 ん だ 男 ―――

 

猟犬は歌う。

愛する娘への子守唄を。

鋼鉄の檻の中で、届かぬ歌を高らかに。

 

 

■シナリオハンドアウト

 

PC1 アーキタイプ:カタナ

シナリオコネ:?(アクト中に公開)

推奨スート :外界

ブラックハウンドからの依頼で破壊した、D2という完全義体。

高額の報酬の割に簡単な仕事ではあったが、一つ気になる事があった。

始末した義体の持っていた、あれは――小さな、ぬいぐるみではなかったか。

狂乱し、多くの死傷者を出した義体と、ぬいぐるみ。

二つの人形との邂逅が、この事件の始まりだった。

 

PC2 アーキタイプ:イヌ/ブラックハウンド機動捜査課

シナリオコネ:D2

推奨スート :理性

かつて友がいた。

娘を愛する良き父親であり、捜査活動、射撃、人格、どれをとっても並ぶ者のない、警官の鑑とも言うべき男だった。

だが彼はもういない。捜査中に殉職したのだ。

その後の相棒も、重犯罪が2秒に1度は起きるこの街では、長続きしなかった。

あれから数ヶ月。

新しく紹介された相棒は、鋼鉄の肉体を持つ、完全義体だった。

 

PC3 アーキタイプ:フェイト

シナリオコネ:アリサ・ウェイン(8歳・女)

推奨スート :感情

「パパを探して」

豚の貯金箱に目一杯入ったカッパーを前にしたとき、一瞬目の前が暗くなった。

仕事と依頼料のシステムについて優しく説明したつもりだったが、彼女にはどうもご理解いただけなかったようだ。

梃子でも動かない様子の少女に、諦めさせる口実として始めた捜査。

暇つぶしには持ってこいだ。

だが、まさかそれが猟犬と追いかけっこをする羽目になるとは、思っていなかった。

 

PC4 アーキタイプ:トーキー

シナリオコネ:ダグラス・ウェイン(36歳・男)

推奨スート :外界

数ヶ月前の話だ。

ブラックハウンドが完全義体の部隊を新設という話があった。

だがダグラス・ウェインという捜査官から、その裏に不正の影があるとのリークを受けた。

情報を受け渡すはずの場所にいたのは、ダグラス・ウェイン“だったもの”。

彼は無言で床にディープキスをし続けている。

代わりに完全武装のハウンド捜査官の集団が、銃口を向けて挨拶してくれた。

必死の逃走と、ほとぼりさましの潜伏を経て、ようやく先日、NOVAに帰ってきた。

やられっ放しは性に合わないし、証拠を押さえて発表すれば、大した騒ぎになるだろう。

 

 

■特記事項

・人数が3人以下の場合、ハンドアウトは若い順優先です。

・キャラクターは全て作成済です。持ち込み及び経験点は一切使用できません。

・世界観・NPC等は、参加者及びGM間での意識齟齬を避けるため、あまり使いません。

 NOVAが好きな方ほど、がっかりすると思います。

・あまり複雑な話ではないので、お気軽にどうぞ。
 
 全力で取り組めば、短時間で事件が解決するかと思います。

・ルールの適用は、あまり厳密ではありません。全般的に、まったりいきましょう。