過去からの亡霊
GM:では、はじめようか。最初の鎖をどうぞ
トロメア:アングルスだ。
シーン1 シーンカード:イグニス
GM:目が覚めると粗末なベッドに寝ていることに気がつく。トロメアが目を覚ましたことに気がついたのか、一人の少女がトロメアのもとに水を持ってくる。少女は8歳くらいで控えめな印象の子で、心配そうな表情でトロメアを覗き込む。
トロメア:「こ…こは、どこだ…?」
GM:と、言ったつもりだったが声がかすれて言葉にならない。起きようとすると体に力が入らない。体を起こすことすらできない。
トロメア:では、黙って少女を見ていよう。
GM:なぜ、こんなことになったのか…雨の日に峠を越えているときに土砂崩れが起きた。その時に、目の前の少女を突き飛ばして逃がすことには成功したのだが、トロメアは土砂に飲み込まれてしまったのだ
少女:「うう、あっ…う」 となにやら言葉にならない。
GM:その様子に気がついたのか奥からひとりの老人がやってくる。
老人:「おお、気がついたか。すまないな、この子は…ターナは盗賊に両親を殺されてからショックで話せなくなってしまったのだ。わしの名はバークという。おまえさんは?」
トロメア:「(ト…ロ…メ…ア)」 口を動かして、伝える事を試みる。
バーク:「ト…ロ…メ…ア。トロメアというのか?」
トロメア:頷く。
バーク:「そうか、まずは、この子を助けてくれたお礼を言わせてくれ。ありがとう」
バーク:「お前さんは1週間も土砂に埋もれていたんだ。生きているのが奇跡という以外に言葉が見つからない。あんたの体の具合が良くなるまでゆっくりしていてくれ」
トロメア:暫く悩むが、頷こう。面倒はかけたくないが、動けるわけでもなし。
GM:という言葉が聞こえ、トロメアは深い再び眠りへといざなわれる。ではここで、シーンエンド。
トロメア:イグニス受領。
シーン2 シーンカード:オービス
GM:では、それから更に1週間後。トロメアはようやく杖を突いてなら何とか歩けるぐらいに回復していた。
トロメア:もう喋れるの?
GM:おう、勿論!その間、ターナはとても献身的にトロメアの世話をしていた。
トロメア:では、リハビリも兼ねて村…なのかはよくわからんが、散歩してよう。
GM:予想通り村です(笑) ターナはトロメアが動こうとするたびにしがみついて、止めようとしたりしていたがバークにリハビリも必要だからと説得されてようやく渋々ながら納得したようだった。
GM:でも、トロメアの横にはいつもターナがついて周って離れない(笑)
トロメア「おい、ターナ。今日も散歩にいく。バークに伝えておいてくれ」
ターナ:「…」 首を振り、トロメアの横につき、一緒に行くようだ(笑)
トロメア「…まぁ、いいだろう。好きにするといいさ」ターナを連れて、村を散歩する。
GM:するとターナは嬉しそうににっこりと笑う。では村を散歩していると村人たちが陽気に声をかけてくる。
トロメア:村にいる間にわかるだろうが、ターナやバークはどういう人間なんだ?家族の有無とか、村での立場とか。
GM:バークは村の村長。で、ターナは孫娘。隣の村に娘を嫁にやっていた。その娘の子供だ。
トロメア:あいよ。まぁ村に来て最初に出る爺は、村長と相場が決まっているしな。予想通りで良かった(笑)
トロメア:「よう。今日も畑仕事、精が出るじゃねぇか」
村男:「ああ。お前さんもだいぶ顔色が良くなったな。今だから言うが最初に俺が運んできた時は絶対に助からないと思ったよ」
トロメア:「まぁな。鍛えてるもんでな、そうそう簡単にはくたばらねぇさ」
村男:「来週には村祭りがある。その時にターナをつれてきてやってくれ。どうやら、ターナはお前さんになついてるらしい。なにせ、今まで村長以外の男に近づいたことがなかったのにあんたは大丈夫ときた」 と、からかう調子で言う(笑)
トロメア:ところでターナは何歳ぐらいなんだ?俺はてっきり、6〜7歳ぐらいと思っていたが
GM:8歳だよ。
トロメア:「なついてる、ねぇ…。自分で言うのもなんだが、俺は結構特殊な部類に入ると思うがな…」 両手の鎖をジャラリ、と鳴らして。
GM:横で、ターナは赤くなってうつむいている(笑)
村男:「確かにな。だが、あんたは自分の命を賭けてこの子を助けた。そんなことを半端な男ができるわけがねぇ。あんたにどんな理由があるかはわからないが、この村であんたのことを悪く言う奴はいねぇよ。いたらこの俺がぶん殴ってやる!」 と笑う。
トロメア「ヘッ、嬉しいこと言ってくれるじゃねぇか。ま、村祭りは楽しみにしているよ。ところで村祭りっつうと、何かやるのか?」 なまはげとかな(笑)
村男:「そんなたいしたことをやるわけじゃないんだが、まあ、どこの村でもやってることだが豊作を祈願してのお祭りさ」
トロメア:「(祭りか…そういや、まともに参加するなんざ、初めてかもしれねぇな…)」
村女:「あんた、いつまでもくっちゃべってないで働いておくれよ。祭りでお小遣いをあげないよ!」
トロメア:「その頃までには、もう少しまともに動けるようになってるだろうな」
村男:「ああ。そん時は酒でも飲もうや。いけねぇ、女房殿がお怒りだ。もどらねぇと」
トロメア「へ、尻に敷かれていやがるのか」 ニヤリと笑う。
村男:「悪いかよ。尻にしかれてふりをしているだけさ」 とにやりと笑う(笑)
トロメア:「またな」
村男:「ああ、またな」
トロメア:「さて…ターナ、そろそろ戻るか?」
ターナ:「…」 こくんと頷く。といったところで、シーンエンド。
トロメア:オービス受領。
シーン3 シーンカード:ウェントス
GM:では、それから更に一週間後。今日は村祭りだ。朝いつもどおりターナがトロメアを起こしにくる。
トロメア:「ん…おう、ターナか」
GM:ここで、知覚チェック。
トロメア:俺の知力は9じゃ。12で失敗。
ターナ:「……」 なにやら期待した眼差しでトロメアを見る。では気がつかないな(笑)
ターナはなにやらしきりに髪の毛などを気にしているそぶりを見せる。
トロメア:「あー、そうだ。そういや、今日は祭りだったな。一緒にいくか?」
ターナ:「……」 ちょっと、不満そうだが頷く。そのあとで、頭のブローチを突っついて少しほおを膨らませて見せる(笑)
バーク:「おお、トロメアおはよう。ん?ターナどうした?」
トロメア「…ん?お、おう。おはよう、バーク」
バーク:「ははあ、トロメアがそのブローチに気がついてくれなかったカラムくれとるんだな?すまんな、まだまだ子供のくせに一丁前に色気ずいておる」
トロメア:「そうか。悪い。そういうのには疎くてな」
バーク:「さあ、いい加減機嫌を直してお祭りに行ってきなさい。それでは、トロメア。ターナを頼むよ」
ターナ:「…」 頷いてトロメアの腕を引っ張る。子供らしく祭りが楽しみでわくわくしているようだ。
トロメア:「よし。行くか」 ターナを肩に乗せていこう。
GM:では、祭りの広場に行く前にシーンエンド。